サイディングをリフォーム時、知るべく4項目とは?

サイディングをリフォーム時、知るべく4項目とは?

外壁塗装・コマーシャル画像

サイディングは一般的な壁の塗装と違い、様々なリフォームの仕方が存在します。

もちろん、外壁塗装を行うこともできますが、それがサイディングに適していない場合もあります。
最近の新築住宅では、サイディングを外壁で使用されている事が多くなってきています。

理由として、

 

  • 新築時の設置費用
  • 材料調達が安い
  • 加工が簡単
  • 時間がかからない

 

などが理由で多く採用されています。

また、半永久的にもつ建材として売りだされていましたが、実際はサイディングを貼り付ける際に現場でカットした切断面から雨水を給したことによる劣化や、サイディングの表面の劣化に寄って雨水を吸収してしまい、サイディングボードに反りが生じたり等、リフォームが必要になってくる場合もあります。

今回は、サイディングをリフォームする上で知っておいて頂きたい事項を4つにまとめてみましたので、是非ご参考にしてくださいね。

 

 

【目次】

❶サイディング壁とモルタル壁の違いあ
❷おさえておきたいサイディングの種類
❸サイディングをリフォームする3つの方法

 ❸-1張り替え
 ❸-2塗装
 ❸-3シーリングの打ちまし、または打ち替え

❹塗装店はサイディングの貼り替えに対応していない
❺まとめ

 

❶サイディング壁とモルタル壁の違い

 

まず、サイディングの根本的なところから抑えておきたいと思います。

基本的に壁の種類はモルタル製の壁サイディングの2種類に分類され、サイディングとは簡潔に言うと外壁材の事を指します。

下記の写真のような壁を見たことは有ると思います。

 

これがサイディングと呼ばれているもの。
因みに、モルタル壁はこちら。

サイディングは一般的なモルタル製の壁と違い、リフォーム方法が少々異なります。
サイディングは建物の骨格を作った後、外から1枚の壁を貼り付けて覆うイメージのものです。

よくよくみると繋目があるので、時間が有るときにご自宅の壁を、よく観察してみるとよいでしょう。
塗り壁は家の骨格に直接漆喰などを塗りこんでいくもので、もともとあるものに直接塗るものと作ったものを上から貼り付けるという大きな違いがあります。


❷おさえておきたいサイディングの種類

サイディングには大きく分けて3種類ある。

◎窯業系サイディング

◎合成樹脂系サイディング

◎金属系サイディング

サイディング外壁画像

金属外壁の画像

それぞれ特有の特徴があります。
それぞれの詳しい説明は今回は割愛させていただきますが、サイディングの種類には複数あるということを頭に入れておいてください。

なぜならサイディングの種類によってリフォームの仕方が異なる為、どんなサイディングでできているかは非常に重要なポイントとなります。

現代の新築住宅の殆どは窯業系サイディングが使用されている為、あなたのご自宅がサイディングの場合、おそらく窯業系サイディングである可能性が高い。

窯業系サイディングとは、サイディングでもっとも重要なデザイン面で、様々な色やデザインの外壁を作ることが可能で、自分好みの壁を作ることが可能です。

◎サイディングの劣化症状

外壁の劣化症状画像

サイディングの劣化症状には以下のようなものがあります

1.チョーキング現象:外壁を触ると、白いチョークのような粉が付着することが特徴である劣化症状です。
2.目地部分のひび割れ:サイディングとサイディングを繋ぎ合わせる目地部分にひび割れが起きてしまうこともあります。
3サイディング部分のひび割れ:サイディング部分にもひび割れが起きることがあります
4.サイディングの反り・浮き:サイディングが反っているように見える、浮いているように見える場合も劣化症状に含まれます。
5.カビやコケの発生:外壁にカビやコケが発生してしまうことも劣化症状の一つです。

これらの劣化症状を防ぐためには、定期的なメンテナンスが必要です
また、劣化が進行している場合は、専門の業者に依頼して修理を行うことをおすすめします。

放置してしまうと、住宅の寿命を縮めてしまう可能性があります。
安全な住宅に住み続けるためにも、定期的なメンテナンスを行うことが大切です。
具体的な劣化症状やその対策については、専門の業者に相談することをおすすめします

 

❸サイディングをリフォームする3つの方法

サイディングをリフォームする方法として大きく3種類存在します。
サイディングは特殊で劣化状況によっては様々なリフォーム方法があります。

ここではその3種類のリフォーム方法を詳しく説明させていただきます。

 

❸-1:張り替え

サイディングをリフォームするなかで最もコストがかかる工事です。
家の外壁を全面取り替える工事で、塗装の何倍もコストがかかってきます。

また、新たなサイディングを貼り付ける場合、リフォームの仕方には2種類あり、

◎既存のサイディングを剥がし、新しいものを張る方法

◎上からサイディングを重ね張りする方法

があります。

サイディングを張り替える場合、一般的な30坪程の住宅でだいたい200万円前後のコストがかかります。
塗装は100万円前後で収まるのに対し、約倍の値段がかかってしまいますので、しっかり検討してリフォーム内容を考えていただいた方が良いと思います。

また、2で説明させて頂いた2種類のリフォーム方法ですが、既存のサイディングを剥がして新しく貼り付ける方法より、上から新しいサイディングを張る重ね張りの方がコストはかかりません。
しかし、もともあるサイディングの劣化状況が激しい場合、この手法を取り入れることは難しいです。

 

❸-2:塗装

これはサイディングの上に一般的な外壁塗装を行う手法です。
もともと有るサイディングのデザインを活かしたい方はクリア塗装と言われる塗装をされる方が一般的です。

クリア塗装とは、透明の塗料で塗装をすること。
サイディングのデザインをそのまま活かし、防水性や耐久性を蘇らせる事ができます。

または、家のイメージを変えるため、色を変えて塗装をされるという方もいます。

外壁塗装コマーシャル画像

 

しかし、ここで注意して欲しいのが、サイディングの種類によっては、相性が悪い塗料があります。
時間の経過とともに塗膜が膨れたり、剥離してくることがある為、サイディングの上から塗装をする場合は、その知識をしっかり持った業者への依頼がとても重要になってきます。

 

❸-3コーキングの打ちまし、または打ち替え

 

コーキングとはサイディングボードの繋ぎ目の部分の事をいいますが、これが非常に劣化しやすい部分です。

 

大体の場合このコーキングから劣化が始まりひび割れなどを起こします。
ひび割れを起こすとそこから雨水などが侵入し急速な劣化の原因と成ることがあります。

サイディングは比較的長持ちするため、重度の劣化がなければ、このコーキングのみのリフォームで済むこともあります。
さらに、このコーキングのリフォームには2種類あります。

 

◎コーキング打ち替え:既存のものを剥がし、新たにシーリングを打つ方法

◎コーキング打ち増し:既存のものの上からシーリングを打つ方法

コーキング施工の種類

打ち増しの方が、剥がす行程がないため、若干安く施工がでるが、すでに劣化しているシーリングをそのままにし、上から新たなものを塗るため、場合によっては通常よりも早く劣化してしまう場合があります。

劣化状況によっては打ち替えたほうがいい場合と、打ちましで十分な場合があるので、この点についても、しっかり業者に確認をしてもらいましょう。

 

❹塗装店はサイディングの貼り替えに対応していない?

最後にお伝えしたいのが、塗装会社は基本的に塗装しかしないということです。

結論からお伝えしますが、もし外壁リフォームをする為のお金に余裕があり、貼り替えも考えているということであれば、外壁の貼り替えも可能なリフォーム会社に見積もりをお願いしてみましょう。

 

なぜならば、そうしなければ塗装がいいのか、貼り替えが良いのかの判断ができない事もあります。

塗装会社は基本的に塗装の提案しかしてこない場合もあります。
本来サイディングの劣化状況を考えれば塗装では対応出来ない場合もあります。

しかし、貼り替え工事のできない塗装店は塗装の提案しかできないため、本当は貼り替えたほうがいいのを知っておきながら塗装の提案をしてくる事があります。
もしあなたの外壁がサイディングで劣化が激しい場合、まずは総合的にリフォームが可能な会社に見積もりをお願いしてみてはどうでしょうか。

【問合せ】屋根・外壁リフォームのご相談はグラスビトウィーンまで!

 

■サイディングに外壁塗装は不要?費用と塗装時期とは?

■サイディング種類と特徴・劣化症状とは?

❺まとめ

これからサイディングをリフォームする上で抑えておくべきポイントはご理解頂けましたでしょうか。
改めてサイディングをリフォームする上で大事なことをまとめると、

◎サイディングのリフォームの仕方は3パターン

◎サイディングの種類によって、適したリフォーム方法が異なる

◎外壁の劣化が激しい場合、貼り替えが可能な会社に見積もりをお願いしましょう

 

この3つの事を最低でも頭に入れておくことが、満足の行く外壁塗装、外壁リフォームに繋がります。
もちろんその上で複数社から見積もりを取り寄せることでより満足のいく外壁リフォームを行うことが出来ると思います。

営業を受けたから、担当者が熱心だから、という理由で大事な外壁塗装をする業者を決定せず、外壁のことを理解することと、比較検討する事に、しっかり時間を使って頂き後悔しないリフォームを行いましょう。

 

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