雨漏れの原因は屋根だけではない！雨漏れしやすい箇所とは？

雨漏れの原因は屋根だけではない！雨漏れしやすい箇所とは？

去年は日本各地で豪雨被害が多く報告されましたが、今年も今から梅雨の時期に突入します。
ご自宅は雨漏りなど発生していないでしょうか？
雨漏りといえば、最初に思い浮かぶのは屋根だと思います。

家を雨から守る屋根の破損や劣化は、当然雨漏りの原因になりますが、実は屋根以外からも雨漏りは発生します。

今回は雨漏りが発生しやすい場所と原因を、屋根とあわせて5箇所を解説していきます。

 

【目次】

❶屋根の老朽化

❷屋根材のひび割れや欠け・劣化

❸外壁の劣化

❹コーキングの劣化やはがれ

❺サッシの隙間

❻まとめ　雨漏りが発生したら業者に調査を依頼しましょう

 

 

❶屋根の老朽化

 

「雨漏り」と聞けば屋根が思い浮かぶほど、雨と屋根は切っては切れない関係です。
家を雨から守る屋根ですが、築年数が長くなり老朽化が進むと、雨漏りが発生する可能性が非常に高くなります。

屋根は日々紫外線にさらされ、過酷な状況下におかれているため、家の箇所でもとくに劣化が進みやすい場所です。
屋根を実質的に守っているのは屋根材の下に敷かれた防水シートですが、防水シートにも、勿論寿命がありますので注意してください。

築20年を過ぎると一般的な防水シートは、寿命を超えてくるので雨漏りの可能性が一気に高くなります。

 

❷屋根材のひび割れや欠け・劣化

屋根は屋根材の下に防水シート（ルーフィング）が張られているため、屋根材が多少破損したからといってすぐに雨漏りは発生しないのが普通です。
しかし放置していると、防水シートの劣化が早まるため要注意です。

屋根材は、実質的には屋根に張られた防水シートを守る役割をしていると考え、ひび割れや欠けが発生したら部分補修する、塗装が劣化したら塗装しなおすなどのメンテナンスをすることが

雨漏りを防ぐ重要なポイントです。

 

❸外壁の劣化

外壁も屋根と同じく、家を雨や紫外線から守る働きをしています。
しかし建材そのものは、決して水に強いわけではありません。

外壁が劣化してしまうと防水機能が落ち、建物に水がしみ込んで、やがてひび割れが生じてきます。

ひび割れにより隙間ができると雨が簡単に浸入し、雨漏りが発生してしまいます。
外壁を守るためには、定期的に塗装をやり直すなど、防水機能を劣化させない様に注意しましょう。

 

❹コーキングの劣化やはがれ

コーキングとは、水漏れを防ぐために外壁の継ぎ目などに詰めものをすることを指し、シーリングということもあります。

外壁の継ぎ目や、電気配線などで穴をあけた箇所には、コーキングが施されていますがコーキング材は劣化すると固くなり、ひび割れしやすくなるのが特徴です。
コーキング材がひび割れたりはがれたりしてしまうと、外壁に隙間への雨の浸入が防げなくなって雨漏りが発生してしまいます。

当然、外壁から雨漏れが発生しますと、基礎となる木材の腐食へとつながり非常に注意しなければならない箇所です。

 

❺サッシの隙間

雨漏りは、サッシ周りからもよく見られます。
窓を取り付けるときには隙間から雨が入ってこないようにコーキングが施されていますが、経年とともに劣化してきて隙間ができるため雨漏りの原因になります。

また地震などで圧力がかかった場合には、サッシ自体がゆがんでしまい、隙間が生じることもあります。
地震のあとには、屋根や外壁とあわせて、サッシ周りも異常がないか注意して確認するようにしてください。

 

❻まとめ　雨漏りが発生したら業者に調査を依頼しましょう

 

家の中に水がしみ込み染みを作っている原因が、屋根の雨漏りとは限りません。
雨漏りの原因を探るのは難しいため、素人判断で対処療法的に補修しても、なかなか雨漏りは止まらないものです。

雨漏りが気になるときには、専門業者に依頼して、原因を特定したうえで修繕を依頼するようにしましょう。
雨漏りが発生する前に、定期的にメンテナンスを行うことも大切です。

屋根の経年劣化や外壁のひび割れと経年劣化が気になり始めたらお問合せお待ちしています。

■雨漏りによる漏電で火災が起きる！？確認方法と対処法とは？

■絶対雨漏りを放置しておいてはいけない怖さとは！

 

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