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台風で屋根が飛ばされてしまう理由は?注意が必要な屋根の症状をご紹介します!!

これから本格的な夏を迎えますが、夏は強い日差しに注意すれば良いだけでなく、突然の集中豪雨による災害や台風の襲来などにも注意していかなければいけません。特に、近年では日本に上陸する台風が年々大型化していると言われており、2018年に関地東方を襲った台風21号では、さまざまな住宅に非常に甚大な被害がもたされてしまったのは皆さんも記憶に新しいのではないでしょうか。

こういった台風による住宅被害では、「強風で屋根が飛ばされる…」なんてことがよく言われていますが、しっかりと施工されているように見える自宅の屋根については「本当に風で屋根が飛ばされてしまうものなのか?」ということに疑問を感じてしまう方も多いのではないでしょうか?また、本当に飛ばされることがあるにしたら「どういった対策を施しておけば安全なの?」といった事も気になってしまいますよね。

そこでこの記事では、台風の強風によって屋根が飛ばされてしまう…といった被害が生じる理由や、それを防ぐために普段からチェックしておきたい屋根の症状をご紹介していきます。

屋根が飛ばされてしまう危険がある状況とは?

それではまず、どのような状況で屋根が風に飛ばされてしまうのかについて簡単にご紹介していきましょう。そもそも、新築されたばかりの住宅で、万全な状態の屋根であれば、台風の強風を受けてもそう簡単に飛ばされてしまうことはありません。例えば、近年人気の屋根材の中には、メーカーによる耐風試験にて「風速60m/s」の強風でも何の問題も生じないほどの強度を誇っているのです。

要は、台風などの強風によって屋根に被害が生じてしまうメカニズムは、「既に屋根に何らかの劣化が生じてしまっている」状態で、その劣化部分に強風が当たることで、一気に屋根材が飛ばされてしまう…という問題として表面化するわけです。代表的な屋根被害で言えば、スレートや金属屋根において、棟板金が飛ばされてしまう…といった被害が多いです。なお、2018年の台風21号では、瓦屋根に被害が集中していた…といわれるのですが、これも瓦屋根が特別強風に弱いわけではなく、既に問題が発生しているということに瓦屋根では気付きにくいからです。

ここでは、台風の被害が生じてしまいやすい屋根の劣化症状をいくつかご紹介しておきますので、本格的に台風の上陸が増加する前にチェックしておきましょう!

①棟板金が浮いている…

上述したように、近年では台風の後に「棟板金が飛ばされてしまった…」という被害が生じてしまうことが非常に多くなっていると言われています。ただしこれに関しては、棟板金の性能が落ちたわけではなく、棟板金が必要になるスレート屋根や金属屋根の住宅の総数が増えているからです。

棟板金は、スレート屋根や金属屋根の頂上部分に施工される金物で、2つの屋根面が重なる部分にできる隙間を埋めることや、屋根材を固定することが目的になります。この棟板金は、釘やコーキングなどでしっかりと固定されているものの、築年数が経過するとともに、徐々に固定が緩んでしまい、屋根面と板金の間に隙間が生じてしまうようになるのです。
住人さんが下から見ただけでは気づかないような隙間ですが、風が吹き込むには十分ですので、台風の強風が吹き込み、一気に板金がはがされて飛ばされてしまう…なんて被害に繋がるのです。なお、飛ばされた板金が隣家に衝突し壊してしまう…、人にぶつかり怪我をさせる…など、二次被害も考えられます。

②瓦のズレ…

上述したように、2018年に関東地方を襲った台風21号では、多くの瓦屋根に被害が生じた…といわれています。瓦は、全屋根材の中でも特に重量のある屋根材ですので、地震には弱いけど、「風なんかでは飛ばされないのでは?」と考えてしまう方も多いかもしれませんね。しかし、台風による強風は、大型トラックを横転させてしまうようなパワーがありますし、瓦の重さなどあってないようなものだと考えなければいけません。

それでは、他の屋根材と比較して、多くの瓦屋根に被害が生じてしまったのはなぜなのでしょうか?まず一つ目の理由は、スレートや金属屋根材は、一枚一枚の屋根材が釘で固定されています。そのため、強風があっても固定力が維持されている間は飛ばされるようなことはないのです。しかし、旧式の瓦屋根の場合、他の屋根材とは異なり、桟木(さんぎ)と呼ばれる角材に引っ掛けてあるだけですので、風が吹き込めば意外に簡単に飛ばされてしまうのです。近年では、ケイミュー社のルーガなど、釘でしっかりと固定するような瓦もあるのですが、古くからのいぶし瓦や釉薬瓦は並べて引っかけるという施工方法です。
つまり、固定力が強くない瓦屋根に、何らかの理由でズレが生じてしまっており、そこから風が吹き込んだため、多くの瓦屋根に被害が生じてしまったのです。瓦屋根は、一般の方が見ても、ズレが生じているとは判断できない場合がほとんどで、見た目上は劣化していると気づきにくいことが災害による被害を誘発しやすいのです。これが二つ目の理由ですね。

③スレート材の劣化…

新築業界でも人気のスレート屋根は、非常に薄く成形されており、軽量で災害にも強いという点がメリットといわれています。しかし、この屋根材は、表面の塗装が防水効果などを担っており、塗料の劣化を放置してしまうと、屋根材自体が急速に劣化してしまうことになるのです。
再塗装工事を怠っていたスレート屋根では、スレート材自身が「湿潤⇒乾燥」を繰り返すようになり、ひび割れが生じたり、四隅が反り返ってしまう…などという劣化症状が出ます。そして、この劣化部分に台風の強風が吹き込み、屋根材が一気に捲れてしまう…といった被害が生じてしまうようになるのです。
台風などで被害が出るスレート屋根は、ほとんどの場合、塗装工事を怠っていて色あせている屋根だと思います。屋根の塗装工事は、美観保持の目的だけでなく、屋根自体の強度を保つためのものだと覚えておきましょう。

台風シーズン前に行っておきたい対処

それでは最後に、本格的な台風シーズンの前に行っておきたい対策についてもご紹介しておきましょう。上述したように、台風の強風によって「屋根が飛ばされる…」という被害については、台風以前から屋根が劣化してしまっており、その修理を放置しているからというのが最も大きな原因といえます。したがって、本格的な台風シーズンの前に、屋根の点検を行い、必要であれば修理しておくのが最適な台風対策と言えるのです。

なお、棟板金の浮きや瓦屋根のズレ、スレート材の亀裂などに関しては、一般の方が屋根の下から見ただけで劣化に気付くことが非常に難しいと言えます。したがって、自分では何ともないように思える…と感じた場合でも「数年は専門業者にメンテナンスしてもらっていない…」という場合、念のため業者による点検を行うのがオススメです。そして、以下のような劣化があれば修理してもらっておきましょう。

  • ●棟板金の固定
    棟板金の固定が緩み、浮いている…という状況であれば、固定しなおしてもらいましょう。一般的に、築7年を経過すれば釘が徐々に抜け始めると言われますので、築7年程度の家で棟板金の点検をしたことがない…という場合、必ず行っておきましょう。
  • ●屋根材のズレを補正
    瓦屋根の場合、棟瓦や屋根面に歪みが生じてしまっている場合があります。一般の方が見ただけでは気づきにくいので、専門業者に点検してもらい、問題があれば補修してもらいましょう。
  • ●漆喰の補修
    瓦屋根には漆喰が施工されています。漆喰は、約10年程度で亀裂などが生じはじめ、放置するとボロボロに崩れてしまいます。この部材は、屋根材の固定や隙間を埋めることが目的ですので、劣化の放置は大きな被害につながります。この部分も台風シーズンの前に点検・メンテナンスしてもらいましょう。
  • ●屋根材自体のメンテナンス
    長年使っている屋根であれば、屋根材自体が劣化していることも考えられます。小さな亀裂程度であれば、コーキングや差し替えで対処できますが、広範囲で劣化が見られる場合、大規模リフォームが必要だと考えましょう。

まとめ

今回は、これから迎える台風シーズンに向けて、台風の強風によって大きな被害が生じないようにするために知っておきたい知識をご紹介してきました。

この記事でご紹介したように、台風の強風による屋根被害というものは、そもそも経年劣化で問題が生じている部分に台風の強風が当たり、一気に被害が拡大してしまっている…というのが多いです。つまり、台風シーズンの前に、そういった小さな劣化を修理してあげることで、強風で屋根が飛ばされてしまう…なんてことを防ぐことができるようになるのです。
屋根材メーカーなどが公表しているデータによると、最新の屋根材は、風速60m以上の強風でもびくともしないような強度を持っているわけですので、本来は台風が直撃した地域でも、これほど屋根に被害が出る事はおかしいと考えなければいけないのです。台風は、毎年必ずやってくるものですので、地震と異なり、被害を出さないように対策を施すことが可能な自然災害です。
この記事でご紹介したような対策は、どの住宅でも必要になりますので、頭に入れておきましょう。

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