外壁サイディング材と塗装・知っておくべき基礎知識とは!

外壁サイディング材と塗装・知っておくべき基礎知識とは!

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◆外壁塗装

現在の建物の外壁材として最も普及しているのが「サイディング材」による外壁です。

今回はそんな外壁材に対する塗装についてお話しします。

 

◆外壁サイディング材を外壁塗装する前に知っておくべき基礎知識とは?

サイディングは外壁塗装が必要なのか?

大多数のサイディングは、外壁塗装が必要です。

なぜなら、サイディングの素材は経年劣化により、水を吸うことで腐朽や劣化、サビが発生するからです。

 

そもそも、サイディングとは?

 

家を建てたことがある方以外は「サイディング」という言葉をご存じないかもしれません。

まずは、サイディングがどういうものなのか、簡単にお話ししますね。

 

サイディングは、外壁仕上げ材のひとつです。

「外壁仕上げ材」とは、外壁の一番外側に貼る材料のことで、たとえば以下のようなものがあります。

 

【外壁仕上げ材の種類】
①サイディング②木③タイル④モルタル⑤金属⑥ALC(軽量気泡コンクリート)外壁仕上げ材の機能は、紫外線や風雨から建物を守ったり、騒音を遮断したりすることです。また外観のデザインにも大きな影響を与えます。サイディングの大きさは、よく採用されている「窯業(ようぎょう)系」と呼ばれるもので「455mm(1.5尺)×3030mm(10尺)」があります。これをつなぎ合わせて貼っていきます。以前はクギ止めが主流でしたが、今は金具止めが主流です。サイディングとサイディングの継ぎ目にはシーリング材を充填して、雨水の進入を防ぎます。 

サイディングの種類と塗装の必要性

 

サイディングは大きく分けると4種類りますが、そのうち「人工樹脂系サイディング」以外の3種類は撥水性がなく、塗膜で保護する必要があります。

サイディングの種類

塗装が必要な理由

木質系サイディング 紫外線や風雨で劣化する
窯業系サイディング 主成分がセメントで、水を吸って劣化する
金属系サイディング サビて腐食する

 

サイディングを塗装すると、美観の向上だけでなく撥水性を持たせる効果があります。

サイディングの下には防水シートも貼るので「塗料+外壁+防水シート」の三段構えで家を守っているのです。

 

なお、人工樹脂系サイディングは顔料(色の成分)を練り込んであるので塗装する必要がありません。

撥水性も元から備わっているので、雨水を吸いません。

 

サイディングの劣化症状

 

つづいて、外壁の劣化症状やメンテナンスについてお話しします。

 

◎劣化が進むと塗膜が朽ち、外壁材の修繕が必要になる

サイディングは、塗り替え時期がくるとサインが現れます。

 

それを放置すると外壁の劣化が進み、やがて大規模な修繕が必要になります。

以下に、サイディングの劣化症状をご紹介します。適切なタイミングでメンテナンスするための参考にしてください。

 

症  状 該当するサイディング 対  応
汚れ 木質系、窯業系、金属系、人工樹脂系 経過観察または掃除
苔・藻・カビが生える 木質系、窯業系、金属系、人工樹脂系
ヘアクラック(細いヒビ) 窯業系
チョーキング(白化) 木質系、窯業系、金属系 塗り替え
白サビ・赤サビ 金属系
塗膜の剥がれ・膨れ 木質系、窯業系、金属系
シーリングのひび割れ 木質系、窯業系、金属系 修繕が必要
クラック(外壁材の亀裂) 窯業系
凍害による破損 窯業系
外壁自体の変形 木質系、窯業系、金属系、人工樹脂系
雨漏り 木質系、窯業系、金属系、人工樹脂系

 

●ひび割れはおおよそ0.3mm未満のものを「ヘアクラック」と言いますが、ヘアクラック程度ならとくに問題ありません。

0.3mmを越えてくると、雨水の進入を防ぐために修繕が必要です。

 

●「チョーキング」は、塗膜が劣化することで起こります。

チョーキングを起こしたサイディングに手で触れると、白い粉のようなものが付着します。

●「凍害」は寒冷地で発生します。

水を吸ったサイディングが凍り、凍結膨張でサイディングがひび割れたり剥離したりする現象のことを言います。

 

シーリング(コーキング)もメンテナンスが必要

 

「ヘアクラック、チョーキング、凍害」をご紹介しましたが、もうひとつ「シーリング」についても説明しておきましょう。
シーリングとはサイディングどうしの継ぎ目の隙間を埋める樹脂性の充填材のことで「コーキング」と呼ぶこともあります。
シーリングとコーキングの違いは厳密に定義されておらず、建築現場では同義語として使われています。
耐用年数を過ぎたシーリングは、ひび割れや退色を起こします。
一般的なシーリングは10年程度でメンテナンスが必要ですが、最近は高性能の製品も出てきていて、期待耐用年数が30年のものもあります。 

サイディングの外壁塗装

 

つづいて、サイディングの塗装について詳しく解説します。

 

●塗料の種類・耐用年数

 

外壁塗装で使う塗料は、主に以下の成分で作られています。

①顔料(色を付ける材料)

②樹脂(耐用年数に影響する)

③添加物(機能を付加する材料)

 

サイディングの中でも複数色で着色された製品は、塗り替えるときに1色でベタ塗りすると元々の意匠をそこなってしまいます。

そんなときは、クリア塗料を使う方法もあります。

 

クリア塗料は顔料を含まない透明の塗料で、現在のサイディングの状況をそのまま仕上がりに活かせます。

既存サイディングの状態が綺麗なら、クリア塗料を使うと良いと思います。

 

なお、光触媒や親水性といった機能をもつサイディングは塗膜が密着しにくい(はがれやすい)ので、クリア塗装が向いていません。

塗料の耐用年数は、主に主成分の人工樹脂で決まります。

 

現在はシリコン系樹脂塗料が主流で、おおよそ10年から15年程度もちます。

外壁塗装では、塗装費用以外にも「足場設置、養生、下地処理、高圧洗浄」などの費用がかかります。

 

外壁塗装では、足場を組むために、屋根塗装やバルコニーの防水塗装も合わせて実施する場合が多いです。

同時にやることで「足場設置代、養生代、高圧洗浄代」などが1回で済みますので、大変効率的です!

 

当社では、お客様の外壁屋根塗装工事への不安を解消すべくLINEからのご相談を受け付けております。

外壁屋根のトラブルをどこに相談して良いか分からないとき、無料相談をお気軽にご利用ください。

 

グラスビトウィーンは豊富な施工経験と深い専門知識を活かして
お客様の屋根・外壁の状態を正確に検査し
適切な工法をご提案いたします。

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