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結露とカバー工法、パミール(屋根材)とアスファルトシングルにまつわる話!

 

 

 

 

 

 

 

 

株式会社グラスビトウィーンのKです。

突然ですが今回は先日お伺いしたパミール屋根のお宅に関してブログを書かせていただきます。

上記の写真がそのお宅の屋根なのですが、屋根材の角が欠けているところが多々あるのがわかると思います。

下からでは自宅の屋根の状態はなかなか確かめることはできませんが、上から見れば一目瞭然!

当社、無料見積もり、ドローンでの点検もやっていますので、

「最近雨漏りする……」といった具体的な被害。

「家を建ててからずいぶん経ったけど、うちの屋根は大丈夫なのかなぁ……」といった漠然とした不安。

「たまたま営業の人に声をかけられたので、せっかくだからドローンで見てもらおうかな?」といったちょっとした好奇心。

なんでもいいのでお気軽にお声掛けいただけたらいいなと思います!

 

閑話休題。

それで、本題なのですが、こちらの屋根をはがした様子が下の写真になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

作業に熱中していまして、わかりやすい、いい写真が撮れていなくて大変心苦しいのですが、

表面の屋根材(パミール)を剥がしたところ、下のルーフィング(写真の黒いシート状の部分)に大量の水滴が隠れていました。

作業日当日はよく晴れた梅雨の中休みの一日! といった感じだったのですが、

前日は悪天候だったので、その影響もあると思います。

しかしながら、表面の屋根材は前日の雨でぬれていても中までこんなに濡れていたというのは、わたしにはほぼ初めての出来事で、こんなこともあるんだなぁ……とちょっとした驚きを覚えた次第です。

屋根材の下のルーフィングが頑張って仕事していてくれたので、屋根の下地材が激しく劣化していたわけでもなければ、雨漏りにまで至っていたわけでもないのがよかったところでしょうか。

他の作業員曰く「屋根材から浸透して、屋根材とルーフィングの間の空間にたまった水分を含んだ空気が太陽の熱で温められて結露を起こしていた」とのことです。

今ではこちらの屋根も、当社で葺き替えましたのでもう激しい結露とはバイバイです。

 

 

 

 

 

 

 

 

まだ完成の写真をもらい損ねているのですが、新しく砂付きの板金屋根がふきあがっている様子です。

個人的な話で申し訳ないのですが、わたしはこの屋根の色、とても落ち着いた感じでかっこいいなぁと思います(モスブラウンっていうらしいです)。

この屋根材だとよく見かけるのは赤みの強い茶色というか橙色というか、そのような色ばかりで……(けしてその色が嫌いだとか、かっこわるいとか思っているわけではないのですが)

 

話は戻るのですが、今回のお宅は既存の屋根材がパミールというもので、

材料にアスベストを使用していない人体にはいい屋根材だったのですが、

アスベストが入っていないがゆえに耐久性が(ほかの屋根材と比べて)劣るものでした。

工事をしていて何度も見かけている屋根材なんですが、印象は総じて「もろい……」といったのが正直なところです。

今回のお宅だけでなくどこのお宅の屋根でも、パミールならだいたい角がいなくなってます。

ご自宅の庭に屋根の色と同じ色のよくわからないカケラが転がっていたら、もしかしたらパミールの角かもしれません。

 

それで、今回のお宅でパミール屋根の激しい結露を見かけたので調べてみたのですが、

パミールという屋根材はアスベストの代わりに植物性の繊維で素材同士のつなぎをしているようです。

その植物性の繊維のつなぎのせいで他の屋根材に比べて吸水性が非常に高くなっているんですね。

その高い吸水性のせいでパミールとルーフィング(防水材)の間にとどまった水分がゆくゆくは結露を起こす。ということがあるようです。

 

今回のお宅ではそんなパミールを全部剥がし、新たに野地板、ルーフィング(防水材)、遮熱シートを敷きその上に砂付きの板金屋根をふきました。

 

 

 

 

 

 

 

(銀色のやつが遮熱シートになります。夏の暑さをやわらげ、冬の寒さを抑える縁の下の力持ち的なすごいやつだよ! まぁ屋根の上なんですが……)

当社では板金屋根だけでなくアスファルトシングル(既存の屋根に専用の接着剤で張り付けるシート状の屋根材で海外では割とポピュラーな屋根材です)も取り扱っていますが、

 

 

 

 

 

 

(これがアスファルトシングルです)

こちらのアスファルトシングル、今回何度も名前の挙がっているパミールと比較すると吸水性にだいぶ違いがありまして、アスファルトシングルは吸水性が小さいです。

ですので、仮に今回のお宅のようなパミール屋根の上にアスファルトシングルでカバー工法(既存の屋根材を剥がさずにその上に新たな屋根材をかぶせて行う工法)を行った場合、

屋根の下から、下地材、ルーフィング(防水材)、水分を含んだパミール、ルーフィング、水分を通しにくいアスファルトシングル、と重なっていくことになり、

パミールとアスファルトシングルの間で、

「水分がとどまり続けては結露を起こす!」

といった状態が起きてしまう可能性がありました。

もちろん既存の屋根材を剥がしてみないとわからない中の状態というのもありますし、お客様の都合や予算、好みで屋根材を選んでいただくのが一番だと思うのですが、

個人的には今回のパミール、結露といったものが揃うと、場合によっては

「ちょっと待てよ……」

と一度踏みとどまってみるのも賢明なのかもしれないと思いました。(実はこれが今回のブログのテーマだったのですが、前フリが長すぎたなんていまさら言えない……)

 

さて、今回は自宅の屋根をカバー工法でリフォームする際にちょっと気をつけてほしいパミール屋根のことについて書かせてもらいました。

お客様の納得したものが一番正解! ではあるんですが、せっかく屋根をふき替えるなら何十年でもしっかり耐久するいい屋根を仕上げたい! というのも現場の人間の意見としては正直なところです。

当社としてはディーズルーフィングの砂付き板金屋根が30年保証つきで高耐久!! 非常におすすめですので気になった方はお気軽に当社にご連絡を! お待ちしております!

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