屋根工事・本体と抱き合わせの役物について

屋根工事に欠かせない役物について
屋根工事を行う際には、様々な役物が必要不可欠です。町田市でのリフォームでは、これらの役物の役割を理解することで、適切な選択をすることができます。ここでは、屋根工事における重要な役物について詳しく解説します。屋根の各部分の名称画像

1. 軒先水切り

軒先水切りは、屋根の浸水防止と風の煽りを防ぐ役割を果たします。雨水を樋に排水し、台風時には屋根材の飛散を防ぐのに重要です。屋根の耐久性を高めるためにも、定期的なメンテナンスが必要です。

屋根材を設置するための軒先スターター板金設置画像

2. 棟包み

棟包みは、屋根の棟部分を覆う金属製の役物です。貫板やエコランバーなどの下層材を保護し、雨水の浸入を防ぐ役割を担っています。棟部分は特に雨水が集まりやすい場所であり、しっかりとした施工が求められます。

3. 破風

破風は屋根の妻側に位置し、雨水の侵入を防ぐ重要な役割を持っています。横殴りの雨から屋根材を守ることで、雨漏りのリスクを減少させます。また、防火性を持ち、火災時には火の広がりを抑えることができます。

4. ケラバ

ケラバは、破風から先端まで伸びる部分で、外壁を雨水や紫外線から保護します。特に雨水の流れをコントロールすることで、外壁の劣化を防ぐ役割があります。屋根工事の際には、ケラバの状態も確認しておくことが重要です。

 

5. 雨押さえ

二階建て以上の建物では、雨押さえが必要です。屋根と外壁の接合部分に取り付けられ、横殴りの雨水を室内に侵入させない役割を果たします。特に豪雨の際には、しっかりとした施工が重要です。

6. 捨て板

捨て板は、役物のつなぎ目などに使用され、雨水の侵入を防ぐための仕上げ材です。特に複雑な形状の部分には多く見られ、雨水が流れやすいように設置されます。しっかりとした施工が、長期的な防水効果を保証します。

ディーズルーフィング・ローマン画像

7. 谷

谷部分は、屋根と屋根の間に位置し、雨水を集める箇所です。ここは特に雨漏りが発生しやすいため、定期的な点検が必要です。谷板金の錆や接合部のズレ、ゴミの詰まりが原因となることが多いため、注意が必要です。

谷板金施工画像

8. 換気用役物

屋根裏の湿気を防ぐためには、換気用役物が欠かせません。換気フードや棟換気は、屋根の棟部分に取り付けられ、湿気を逃がします。これにより、カビの発生を防ぎ、家全体の健康を保つことができます。

ディーズルーフィング・棟換気システムイラスト画像

9. 唐草

唐草は、屋根の軒先やケラバに取り付けられる板金の役物です。水切りの機能を持ち、金属屋根の葺き替えやカバー工法には欠かせないアイテムです。全ての役物が正しく機能することで、屋根の耐久性が向上します。

 

屋根工事は、屋根材本体だけでは完結しません。各種役物がそれぞれの役割を果たし、全体として屋根の機能が最大限に発揮されるのです。町田市での屋根リフォームを検討する際は、これらの役物の重要性を理解し、信頼できる業者に依頼することが大切です。

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