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お洒落な外壁塗装をするには?
お洒落な外壁塗装をするには?
外壁塗装をおしゃれにするためのアイデアをいくつかご紹介します。
外壁塗装の色選びやデザインには様々なポイントがありますので、外壁のリフォームの時も是非参考にしてください。
❶シンプルなワントーン外壁塗装
ワントーン(1色)でシンプルな外壁塗装は、今も昔もおしゃれで人気です。
人気の色は『ブロークンホワイト』や『ニュートラルホワイト』などのベージュ系ですが、ブラック系の外壁塗装もおしゃれでおすすめです。
注意点として、原色(黄色、緑色、紫色、赤色など)は近隣との景観との差が強調されることがあるため、慎重に選ぶ必要があります。
外構がある場合は、外壁と同系色で仕上げることで安定感と統一感が出て美しく仕上がります。
【ブロークンホワイト】
ブロークンホワイトは、アステックペイントが製造販売する塗料にて調色される色の名称です。
和名を**翁茶(おきなちゃ)**と呼び、黄みのある淡彩白色が特徴的です。
日本の景観に調和しやすく、明るく、和洋等の建物のスタイルを選ばずオールマイティーに使える明るい色です。
- ブロークンホワイトは、やや黄みがかったクリームのような白で、ミルクのような柔らかさを持っています。
- 他の色と組み合わせても調和し、建物の形を引き出す効果があります。
- ツートーンの場合、同系色の濃色と組み合わせることで、バランスの取れた外観を実現できます。
ブロークンホワイトは、外壁塗装において温かみと落ち着きをもたらす色として人気です。
❷ツートーン外壁塗装
2色の組み合わせでツートーンカラーの外壁塗装は、色の組み合わせが重要です。
補色同士はお互いの色を引き立てますが、鮮やかすぎる色には注意が必要です。
横ラインと縦ラインのツートーンがあり、好きな色を選ぶ際にPCCSの色相環を活用することをおすすめします。
【PCCSの色相環】
*PCCS(Practical Color Co-ordinate System)**は、1964年に(一財)日本色彩研究所によって開発されたカラーシステムです。
このシステムは「色相」「明度」「彩度」の三属性で色を表す方法に加えて、「明度」と「彩度」を融合した「トーン(色調)」という概念を持っています。
具体的には、「色相」と「トーン」の二属性で色を表すことができます。
- 色相(Hue): 心理4原色を骨格とした色相環になっています。24色相があり、心理補色との組み合わせで構成されています。心理補色とは、ある色をしばらく見つめた後に、白い紙などに視線を移した時に残像として見える色のことです。
- 明度(Lightness): 最も明るい白を明度9.5、最も暗い黒を明度1.5とし、その間を等間隔になるように17段階に分けています。
- 彩度(Saturation): 無彩色を0s、純色を10sとし、その間を知覚的に等間隔になるように10段階に分割しています。
PCCSは、色彩調和を考える上で大いに役立つシステムであり、トーンの概念を使いこなすことで、美しい配色を実現できます。
❸モダンなモルタル外壁塗装
つなぎ目のないモルタル外壁は重厚感があり、モダンな印象を与えます。
デメリットとしてひび割れしやすいことがありますが、弾性塗料を使うことで補うことができます。
【弾性塗料】
弾性塗料は、ゴムのように伸び縮みする高い弾力性を持つ塗料です。
以下にその特徴とメリット、デメリットを詳しく解説します。
【メリット】
①ひび割れに強い: 塗膜が柔らかく、ひび割れが起こっても塗料がひびに追随するため、ひび割れを防止します。
②防水性が高い: 厚めに塗られるため、雨水の侵入を防ぎます。
③害虫の侵入を防ぐ: 塗料が壁に密着する性質で、害虫の侵入を防ぎます。
【デメリット】
①耐用年数が短い: 約8〜12年とやや短いため、塗り替えが頻繁に必要です。
②湿気をため込みやすい: 通気性が低いため、夏場に塗膜が膨らむことがあります。
③窯業系サイディングボードに不向き: 窯業系サイディングボードとの相性が悪く、膨張する可能性があります。
弾性塗料は、モルタルやコンクリートなどのひび割れが起きやすい外壁に適しています。
ただし、工法を守らないと塗膜が膨らんでしまうことがあるため、注意が必要です
❹ベランダの出っ張り部分で差をつけた外壁塗装
ベランダの出っ張り部分の色でアクセントをつけることが流行しています。
色の面積効果を考慮して色を選ぶと、他の色に比べて濃く映っておしゃれになります。
❺アート塗装
建物を他と差別化するためにアート塗装を検討することもあります。
筆やスプレーでイラストや模様をポイントで塗装する方法で、唯一無二の仕上がりになります。
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