屋根のリフォーム費用はどれくらい？リフォームの3つの方法とは？

屋根のリフォーム費用はどれくらい？リフォームの3つの方法とは？

屋根のリフォームをしたい方が一番気になるのは、やはり費用面ではないでしょうか？

屋根のリフォームは、屋根の傷み具合や工法次第で費用が大きく異なり、一般的な相場がわかりにくい面があります。

 

今回は、屋根のリフォームにかかる費用を、「リフォーム方法別」に分かり易く解説していきます。

屋根をリフォームする方はぜひ参考にしてくださいね！

 

【目次】

❶３つの方法別！屋根のリフォーム費用

❷屋根の「塗装」にかかる費用

❸屋根の「カバー工法」にかかる費用

❹屋根の葺き替えにかかる費用

❺屋根のリフォーム費用を抑えるコツ4選

❻まとめ

 

 

❶３つの方法別！屋根のリフォーム費用

屋根をリフォームする方法には、「塗装」「葺き替え」「カバー工法」の3つがあり、費用もこの3つの方法によって大きく異なります。

方法別の費用目安は以下の通りです。

それぞれの工法は費用が異なるだけでなく、リフォームのタイミングや屋根の種類、リフォームの効果も異なります。

特徴を理解してリフォーム方法を選択することが重要です。

3種類の屋根リフォーム工事の費用と特徴を、さらに詳しくお話ししていきます。

 

❷屋根の「塗装」にかかる費用

屋根の塗装相場は、一般的な目安価格として約40万円〜になります。

これは約30坪（約99㎡）の平均的な家で換算した金額です。

屋根塗装工事の費用には、塗料代、人件費、足場代が含まれます。

塗装費用は、屋根の劣化状態や塗装する面積、使用する塗料によって大きく異なる場合がありますので注意してください。

表の上から下へ下がるにつれて、塗料のグレードは高くなっています。

アクリル樹脂塗料のグレードは低く、断熱・遮熱塗料のグレードは高いということになります。

グレードが上がるにつれて、耐用年数も高く、また塗装費用も高額になっていきます。

日本の家の屋根の平均的な広さは約90㎡と言われていますが、1㎡あたりの塗装費用が500円違うだけで、総費用は45,000円の価格差が出てきます。

塗装費用を屋根の広さに換算すると、ウレタン樹脂塗料の場合は約18万円ですが、フッ素樹脂塗料の場合は約38万円となり、塗料のグレードによっては約20万円の価格差が生じます。

塗料価格の安いものが決して悪いわけではないですが、安い塗料を選んだばかりに、耐用年数が短くなり劣化症状が進みやすく、再塗装までの間隔も短くなります。

そうなってしまうと、また塗装工事をしなければならないということも起こり、また足場を設置して工事をするようになりますので、塗料のグレードも良く考えて選ぶようにしましょう！

以上のことをふまえて、塗料を選ぶ際にはできるだけグレードの中間以上のものを選ぶことをお勧めします！

 

❸屋根の「カバー工法」にかかる費用

築20～25年経って屋根が劣化している場合に、既存の屋根の上に屋根材を重ねて二重にする「カバー工法」が良いと思います。

 

既存の屋根を処分する必要がないので廃材が殆ど出ず、低コストで短い工期でリフォームすることができるのが特徴です。

屋根の重量増加や、既存の屋根の腐敗が懸念材料です。

ちなみに、現在のスレート屋根に金属系の屋根材をカバー工法した場合は、重量増加も余りなく耐震性には全く問題がありませんので安心してください。

また、日本瓦はカバー工法でリフォームすることはできません。

以下、屋根の種類ごとの費用をご紹介します。

①　スレートをガルバリウム鋼板でカバーする：約100万円～

②　ガルバリウム鋼板をガルバリウム鋼板でカバーする：約80万円～

 

❹屋根の葺き替えにかかる費用

 

築20～25年経って屋根が劣化している場合に、既存の屋根材を撤去して新たな屋根材で葺き替える方法です。

現在、瓦屋根など重量が重い屋根材を使用している場合は、屋根材を軽量化することで家屋の耐震性も極めて向上します！

◆屋根葺き替え工事

どんな種類の屋根でも、どんな傷み具合の屋根でも施工することができます。

さらに、屋根材を一新するので高い耐久性を得られます。

 

ただし、カバー工法と異なり、撤去した屋根材を処分する必要があるため、費用はかさんでしまいます。

以下、屋根の種類ごとの費用をご紹介しましょう。

 

①スレート→ガルバリウム鋼板：約140万円

②スレート→スレート：約120万円

➂日本瓦→ガルバリウム鋼板：約140万円

➃日本瓦→日本瓦：約200万円

 

❺屋根のリフォーム費用を抑えるコツ4選

 

屋根は家でもかなり大きな部分を占めています。

そのため、そのリフォ―ムにかかる費用も高額になってしまいます。

屋根のリフォームで、出来る限り費用を抑えるコツを4つをご紹介します。

 

❺-１ 希望するリフォーム工事を明確にしておく

 

どんなリフォームを希望しているかを明確しておかないと、業者の言うままに余計ななオプションを申し込み、高額なリフォーム費用を支払う羽目になるかもしれません。

適切なリフォーム工事を行うためにも、リフォーム工事の内容や予算の基準を明確にした上で業者と話し合いましょう。

 

❺-２ 複数の業者から見積もりをとる

複数の業者から見積もりをとることを「相見積もり」といいます。

 

相見積もりをとることで、相場や各社の提案内容がわかり、より良い業者を選ぶことができます。

また、法外な値段を要求する業者を見抜くことができますし、自身でリフォーム相場を把握できる利点もあります。

 

❺-３ポータルサイトを活用する

多くの業者から相見積もりをとりたくても、お客様自身だけで業者を探してやり取りするのには限界があります。

Webを使い会社のホームページ・お客様アンケート・施工事例など企業のホームページには沢山の情報がつまっています。

少なくともご自身で、２～３社を抜粋して、合い見積もりをお願いするようにしましょう！

◆グラスビトウィーンのホームページでご確認ください！

 

❺-４火災保険を活用する

すべての人に該当するというものでは有りませんが、火災保険を活用する事により、屋根のリフォーム費用を抑えられる場合もあります。

この場合、火災保険の中の「風災」保険、つまり強風によって建物や家財が被害に遭った場合にその損害金額を補償する保険が該当します。

これは、最大瞬間風速20m/秒以上）の風（台風は最大風速が17.2m/秒以上の風）による損害の場合に適用できます。

もし突風によって屋根が壊れているのを発見した場合は、屋根の修理業者に連絡して調査を依頼したうえで、風災保険の適用を検討してもよいでしょう！

 

火災保険は、個々に加入されている保険会社の保証内容によって異なりますので、全ての火災保険が風災に適用されているかはご自身の加入の保険証券など確認するか、保険会社に問い合わせてみるのも必要になります。

 

一方で、風災被害を受けていないにも関わらずにリフォーム業者からしつこく保険適用を迫られた場合は、保険詐欺に巻き込まれるおそれがありますので注意が肝心です。

■施工事例　（屋根葺き替え）

■施工事例　（屋根カバー工法）

❻まとめ

 

屋根のリフォームは、3種類のリフォーム方法のどれを選択するかで費用は異なります。

まずは、自分の屋根はどの方法でリフォームすべきかを検討し決定しましょう。

その上で、高額な屋根のリフォーム費用を抑えるために、この内容を参考にして、満足のいく屋根リフォームを行っていただけたら幸いです。

 

「屋根のリフォーム費用はどれくらい？リフォームの3つの方法とは？」についてお話ししてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか？
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