プロが選んだ外壁用塗料は何がおすすめ？
プロが選んだ外壁用塗料は何がおすすめ？
プロの目から見て、おすすめの外壁用塗料は何ですか？
こう言った質問が良くあります。
ズバリ、外壁の塗り替えには、日本ペイントの「パーフェクトシリーズのパーフェクトトップ」をおすすめします。
塗料設計や原材料を抜本から見直したことで、高価なシリコンやふっ素等の原材料を使用せずに、ラジカル制御形塗料で、シリコンとフッ素の中間グレードの高耐候性をシリコングレードの価格帯で実現した画期的な塗料です。
またパーフェクトシリーズは塗りやすさにもこだわった塗料のため、施主様からも大変ご好評いただいています。
現在パーフェクトシリーズは外壁のみならず、屋根・屋上・内壁と、ラインナップは非常に多く取り揃えています。
ここで、「パーフェクトトップ」の性能面をお話しする前に、塗装に関する質問で多いのが「ラジカル制御形塗料」という言葉です。
塗料で非常に大切な意味を持っていますので、先に「ラジカル制御形塗料」とは何なのか？からお話ししたいと思います。
【目次】
❶塗料のうたいい文句でよく見るラジカル制御とは？
❷ラジカル制御型塗料とは？
❸ラジカルはどうして発生する？
❹ラジカルが発生するとどうなるのか？
❺日本ペイント「パーフェクトトップ」の特徴
❻パーフェクトトップの性能
❼パーフェクトトップの耐久性
❽パーフェクトトップの単価
❾パーフェクトトップのコスパ
❿他の塗料との違い
⓫パーフェクトトップのおすすめ度（5段階評価★★★★）
⓬有名アクリル塗料一覧
⓭まとめ
❶塗料のうたいい文句でよく見るラジカル制御とは？
ラジカル制御塗料は、ずばりラジカルの悪影響を抑制する塗料のことです。
ラジカル制御型塗料は、外壁塗装に使用される特殊な塗料です。
こちらの塗料は、ラジカルと呼ばれる劣化因子を抑制するために開発されています。
まず、ラジカルの発生自体を抑える方法は？
酸化チタン自体をコーティングすることによって、紫外線から守ったり、紫外線が酸化チタンに当たらないようにする技術です。
発生したラジカルを無効化する方法？
不安定なラジカルが他の物質から電子を奪う前に無効化する技術です。
他にも様々なラジカル抑制システムが開発され、次々にラジカル抑制塗料が登場しています。
❷ラジカル制御型塗料とは？
- ラジカル制御型塗料は、ラジカル制御型の酸化チタンを使った塗料です。
- 塗料にはさまざまな成分が含まれており、その一つが色をつけるための顔料です。
特に白色や白っぽい淡い色を表現するための顔料には、酸化チタンが用いられます。 - 外壁には欠かせない白い色彩を作るのに不可欠な酸化チタンですが、紫外線に当たると「ラジカル」を発生させてしまいます。
このラジカルは塗料の樹脂を壊してしまい、塗膜（塗料を塗ってできた膜）の劣化につながります。 - 色褪せやチョーキング現象（外壁を触った時に白い粉がつく状態）がその劣化の代表例です。
- ラジカル制御型塗料には、「ラジカル制御型の酸化チタン」と「光安定剤」が使われており、チョーキング現象を抑制する効果があります。
❸ラジカルはどうして発生する？
では、ラジカルはどうして発生するのでしょうか？
ラジカルは、塗料の中に含まれる酸化チタンが紫外線の影響を受けることにより発生します。
塗料の中には酸化チタンという物質が含有されています。
この酸化チタンの役割は、「白色顔料」です。
酸化チタンの白は隠ぺい力（下地を塗りつぶす効果）に優れています。
また、酸化チタンは他の物質に比べて科学的に安定しているので取り扱いやすいという特徴があります。
まず酸化チタンによって白い塗料を作り、その他の色へと着色していきます。
たとえ黒い塗料だとしても、最初は白い塗料から着色されたものなのです。
したがって、どの色の塗料にも酸化チタンは含まれています。
この酸化チタンが太陽からの紫外線を浴びることによりラジカルが発生するのです。
❹ラジカルが発生するとどうなるのか？
ラジカルが発生すると塗膜が劣化します。
では、なぜ劣化していくのでしょうか？
紫外線により発生したラジカルは非常に不安定な物質で、自らが安定するために他の物質から電子を奪ってしまいます。
ラジカルに電子を奪われた物質は分子結合が緩み、崩壊。
分子結合が破壊されると塗膜は本来の機能を失っていきます。
こうしてラジカルによって塗膜の劣化が進んでいきます。
ラジカルが塗膜の劣化を促進すると言われるのは、こうした仕組みがあるからなのです。
「ラジカル制御形塗料」がどういったものかお分かりいただけたところで、日本ペイントの「パーフェクトトップ」についてどうして推奨するかをご説明していきたいと思います。
❺日本ペイント「パーフェクトトップ」の特徴
❻パーフェクトトップの性能
ラジカル制御型塗料と言う最近出てきた塗料で、紫外線や水分などによる劣化を抑制し、チョーキングしにくくした塗料になっています。
アクリル樹脂塗料ながら、シリコン樹脂塗料と同等以上の耐候性を持っているとの事です。
❼パーフェクトトップの耐久性
耐久性は今までのアクリル樹脂塗料と比べて見ても高く、高品質のアクリル樹脂塗料並みの性能を、ラジカル制御によって実現しています。
対応年数は性能がシリコン樹脂以上という事なので13年程度が望めると思われます。
❽パーフェクトトップの単価
アクリル樹脂塗料の中では高め、ウレタン樹脂塗料並みの価格帯に入ります。メーカーの積算価格で平米あたり2000円程度となっています。
❾パーフェクトトップのコスパ
ウレタン塗料程度の価格でシリコン樹脂塗料以上の性能という事で、コストパフォーマンスは優れていると思われます。
❿他の塗料との違い
ラジカル制御型と言う最新の技術で作られた塗料で、アクリル樹脂塗料の弱点であった変退色や劣化が発生しにくく作った塗料です。
⓫パーフェクトトップのおすすめ度（5段階評価★★★★）
平均的な大きさの家であれば100万円以下で塗装できる可能性があります。
⓬有名アクリル塗料一覧
※メーカーあいうえお順
| メーカー | 塗 料 名 | 評 価 |
| アステック | ピュアアクリル塗料 | ★★★★ |
| エスケー化研 | ニュートップレスクリーン | ★★★ |
| 水性ELコート | ★★ | |
| SKアクリルカラー | ★★ | |
| 関西ペイント | アレスリシン | ★★ |
| 菊水化学工業 | ビュートップアクリル | ★★ |
| 日本ペイント | パーフェクトトップ | ★★★★ |
| ACトタン | ★★ |
⓭まとめ
以上の事から、外壁の塗り替えには日本ペイントの「パーフェクトシリーズのパーフェクトトップ」をおすすめします。
塗料設計や原材料を抜本から見直したことで、高価なシリコンやふっ素等の原材料を使用せずに、ラジカル制御形塗料で、シリコンとフッ素の中間グレードの高耐候性をシリコングレードの価格帯で実現した画期的な塗料です。
「外壁用塗料は何がおすすめ？」についてお話ししてきましたが、分かりづらいところやもっと知りたい情報はありましたか？
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