屋根・外壁塗装「低汚染塗料」のメリットやデメリットとは?

屋根・外壁塗装「低汚染塗料」のメリットやデメリットとは?

「低汚染塗料」とは、みなさん知っていますか?

低汚染塗料は、塗装の表面に汚れが付着しにくい性質を持っている塗料の事です。
全ての塗料は塗装後に表面に塗膜が形成されることで耐久性や防護性が高まります。

塗料の性質によっては汚れが付着しやすくなる事もあります。
「低汚染塗料」は乾燥後の塗膜面に防汚性に優れる特殊コーティングが形成される特殊技術が採用されています。

 

このコーティング効果により汚れの原因になる汚染物質が付着しにくく長期間奇麗な状態が保たれます。

人目に付きやすい住宅の外壁は、機能や性能面だけでなく見た目も重要です!
せっかく、お気に入りの色で外壁塗装をしたのに、汚れが溜まってしまったら非常に印象も悪くなってしまいます。

「低汚染塗料」を使用すれば、外壁の汚れ問題は大きく改善されます。
いつまでも奇麗で美しい状態の外壁を維持できるので景観維持にも効果的です。

 

❶低汚染塗料の特徴・メリット

◆優れた親水性により雨水で汚れを洗い流す

低汚染塗料で仕上げた塗膜表面に形成されるコーティングは優れた親水性が特徴です。
親水性の高さにより降雨時には表面の汚れが雨と一緒に綺麗に洗い流されます。

 

自然のクリーニング効果が発揮されるのでメンテナンスの手間をかけなくても長くきれいな状態がキープできます。
外壁を掃除するのは簡単ではありません。

手の届かないところに付着した汚れを落とすには高圧洗浄機など特殊な用具が必要ですが、低汚染塗料で塗られた壁なら軽い汚れの全てを雨が洗い流してくれるのでメンテナンスの負担は大幅に軽減されます。

 

❷耐久性に優れている

塗膜表面に付着する汚染物質は見た目を悪くするだけでなく塗料そのものの劣化も進める厄介な存在です。
塗料にとって汚染物質は異物です。

汚染物質の主成分は細かい砂やホコリなどの微細な粒子ですが、それらの物質は目に見えないほど超微細ながら非常に硬いという厄介な性質を持っています。

塗膜に付着するだけで表面を傷つけてしまうため長く放置すると塗膜にどんどんダメージを与え続け耐久性を著しく下げてしまいます。
低汚染塗料は塗膜表面に汚染物質が付着しにくいので通常の塗料に比べて劣化に強く、優れた耐久性と長寿命が期待できます。

 

❸低汚染塗料のデメリット

 

◆ヒビ割れに注意

低汚染塗料で注意しなければいけないのが「ヒビ割れ」です。
低汚染塗料はその性質上、通常の塗料に比べて弾性機能が低めです。

弾性機能とは塗料の粘り気のようなもので、高いほどひび割れが発生しにくくなります。

 

低汚染塗料は弾性機能が低いため通常の塗料よりもひび割れが発生しやすいく、特に直射日光にさらされ続けるような場所では注意が必要です。

総合的な耐久性では一般塗料を上回る低汚染塗料ですがひび割れを放置すれば劣化がどんどん進行する恐れがあります。
ひび割れを見つけたらすみやかに補修してください。

 

◆価格はやや高め

低汚染塗料は通常の塗料に比べて高額です。

メンテナンスコストの削減や長寿命などを考慮死長期的に見れば決して割高ではありませんが初期費用は上回ります。
支払額をできるだけおさえたい場合は不向きです。

 

❹低汚染塗料の用途・使い道

低汚染塗料がよく用いられるのは汚れやすい場所にある建物の外壁です。

交通量の多い道路沿いや砂ボコリの舞う畑近くなどの外壁は日常的に汚染物質にさらされるため通常の外壁では数年模すると目立つ汚れが付着して落ちなくなってしまいます。
そのような汚れやすい箇所に低汚染塗料を使うことで汚れがつきにくくなりいつまでもきれいな外壁の状態をキープできます。

 

汚れ対策として店舗の外壁に使用されるケースも多く見られます。
飲食店などイメージが重要な業種の場合、外壁が汚れていると集客に悪い影響を与えます。

低汚染塗料を使用し常にきれいな状態をキープしておくことでメンテナンスコストを抑えつつ集客力を高めることができます。

 

高層建築物の外壁などメンテナンスしにくい場所には低汚染塗料が積極的に使用されます。
清掃が楽になるのでコストを抑えられますし大型機剤などを使わなくても清掃ができるので安全性工場にも効果があります。

 

❺低汚染塗料の使い方

低汚染塗料を塗る前に作業箇所をきれいに清掃しておきましょう。

汚れが付着したままだと塗料の食いつきが悪くなり剥がれやすくなってしまいます。
高圧洗浄機などで付着物を洗い流し十分に乾燥させてから塗装してください。

塗替えの場合は古い塗料の剥がれや浮き、サビをしっかり落としましょう。

劣化した箇所に上から塗装してもまたく食いつかずすぐに剥がれてしまいます。
金属ブラシや紙やすりなどで劣化部分をしっかりおとしサビ止めや下地材を塗ってください。

低汚染塗料の多くは3回塗りが基本です。

 

1回目の下塗りで下地材との接着力を高め、2回目の中塗りで強度と耐久性を確保します。
3回めの上塗りで見た目と表面コーティングによる防汚性を仕上げます。

重ね塗りは十分に乾燥させてからでないと効果が発揮されません。

作業時は指定の乾燥時間を十分とるようにしましょう。
低汚染塗料の使い方は各製品によって異なります。

 

❻低汚染塗料を扱う際の注意点

 

◆汚れはゼロにならない

低汚染塗料は汚れが付着しない塗料ですが全く付着しないわけではありません。
程度は軽いとはいえ汚染物質が吹き付けられれば汚れや変色が発生してしまいます。

汚れを落としやすいのも大きな特徴なので汚れてしまったら早めに清掃するようにしましよう。
放置するほど汚れは落としにくくなります。

 

◆塗りムラに注意

低汚染塗料の防汚性能を最大限に発揮するには塗装面にデコボコがないよう均一にムラ無く塗る必要があります。
厚みのバラつきや塗りムラがあると低汚染塗料が十分に塗られていない部分だけが汚れることになってしまいます。

まだらに汚れが残る壁は非常に見苦しいだけでなく耐久性も低下する恐れがあります。
作業時はムラがでないように均一に塗る技術が求められます。

 

❼まとめ

建物の外壁をきれいな状態に保つのは大変な作業です。

大きな建物ともなれば高所を掃除するだけでも一苦労ですし、綺麗に保つためのメンテナンスコストもバカになりません。

汚れに強い低汚染塗料を用いればメンテナンスの負担を軽減しながら汚れのない美しい状態をキープできます。
すぐに汚れてしまうからと塗替えを諦めていた幹線道路沿いの外壁なども低汚染塗料を使えば問題解決です。

最近は低汚染塗料の選択肢も増えています。
色や性能などいろいろな先駆しの中から条件に合うものを見つけ出して理想の外壁塗装を実現してください。

■外壁塗装・水性塗料と油性塗料はどちらが良いのか?

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