【ニチハ屋根材】パミール起こりうる問題や補修方法について解説します!
「ニチハのパミールはリコールできるのか」
「ニチハのパミールで起こりうる問題や補修方法が知りたい」
屋根材にニチハのパミールを使用していて不具合が出た場合、このようにお悩みの方も多いことでしょう。
ノンアスベストの屋根材であるニチハのパミールは、建材にアスベストの使用が禁止されてから多くの住宅で取り入れられました。
しかし、不具合が多く発生したため、リコールできないかという問い合わせが殺到しました。
この記事では、ニチハのパミールのリコールについて以下の情報を解説します。
・ニチハのパミール屋根材の問題とは
・ニチハのパミールとは
・ニチハのパミールはリコール可能か
・パミールの補修方法
ニチハのパミールの補修方法やリコールについて知っておくことで、不具合を解消し、屋根補修の失敗を避けられるでしょう。
ニチハのパミール屋根材の問題には、以下の3つがあります。
・剥がれ
・ひび割れ
・釘の腐食
それぞれの問題について、具体的にどのような症状なのか解説していきます。
剥がれとは、パミールでの不具合で一番多かった問題で、屋根材の層が薄いパイ生地のように劣化して剥がれ落ちることです。
特に、屋根材の先端部分がポロポロと剥がれ落ちてしまい、屋根の景観も悪くなります。
ひび割れとは、屋根材の劣化によって縦や斜めに線のように傷がついてしまうことです。
ニチハのパミールは耐水性にも問題があったため、雨風によってひび割れを起こしやすくなりました。
屋根材がひび割れを起こすと、剥離や落下につながるため早めの補修が必要です。
釘の腐食では、パミール販売時に付属されていた釘頭が腐食し、屋根材がズレたり落下したりする問題が発生しました。
屋根材が落下すると、事故につながる可能性が高いため大変危険です。
ニチハのパミールとは

パミールとは、住宅用建材の大手メーカーであるニチハが、1996~2008年に製造販売していた屋根材です。
パミールはスレートという屋根材に分類されます。
スレートとは、セメントと繊維材料を混ぜて板状にした屋根材のことで、鉱物でできた天然スレートという種類もあります。
スレート屋根の一般的な耐用年数はおよそ20年ですが、ニチハのパミールは10年前後から不具合が生じました。
以下では、ニチハのパミールの特徴や問題が起きた原因について詳しく解説していきます。
ニチハのパミールの特徴は、アスベストを使用していない屋根材ということです。
アスベストはセメントのつなぎ材として建材に使用されていましたが、発がん性物質であったため、段階的にアスベスト製品の製造・販売に規制がかかりました。
2006年には、アスベスト製品の製造・販売が全面的に禁止されることになります。
そのため、アスベストの身体への影響が懸念され始めた頃から、多くの住宅の屋根材でニチハのパミールが使用されるようになりました。
ノンアスベスト屋根材であるパミールは、当時では安心して使用できる建材として大変注目を集めました。
ニチハのパミールに問題が起きた原因は、アスベストの代わりのつなぎ材として使用された「パルプ繊維」などにあります。
パルプ繊維とは、草や竹などから抽出する繊維なので身体への悪影響はありませんが、吸水性が高いというデメリットがあります。
吸水性が高いパルプ繊維を、雨の影響を一番受ける屋根材に使用したことで、ニチハのパミールには多くの不具合が生じることとなりました。
ニチハでは、不具合が起きたパミールの返金や無料交換などのリコールは対応していません。
ニチハは、屋根材であるパミールには問題はないという見解を示しています。
しかし、ニチハはパミールの不具合に関して、以下の2つの対応を行いました。
・釘のリコール
・カバー工法の推奨
それぞれの対応について、詳しく解説していきます。
パミールの販売時に無償で支給された釘に原因があるとして、釘のリコールがされています。
ニチハは釘のメッキ処理が不十分であったため、腐食しやすくパミールがズレたり落下する不具合が起きたと説明しています。
ニチハはパミールの不具合に対して、アスファルトシングル屋根材の「アルマ」を使ったカバー工法を推奨しました。
アスファルトシングルとは、ガラス材にアスファルトを浸透させた屋根材で、耐久性や防水性に優れています。
不具合が起きたパミールの上からアルマを重ね張りし、補強するという方法をニチハは推奨しました。
パミールの補修方法
パミールの補修方法には、以下の2つの方法があります。
・カバー工法
・葺き替え
それぞれの方法や、メリット・デメリットを解説していきます。
パミールの上から新しい屋根材を重ね張りする方法です。
既存の屋根材の撤去が必要ないため、大掛かりな工事とはなりません。
メリット
費用が安く済む
工期が短い
デメリット
劣化がひどいとカバー工法では補修できない
パミールを剥がして、新しい屋根材に葺き替える方法です。
施工のしやすさから、葺き替えにはパミールと同じ屋根材のスレートを選ぶ業者も多いです。
しかし、メンテナンスのことを考えると、耐用年数が20~30年と長いガルバリウム鋼板への葺き替えがおすすめです。
メリット
耐久性が高くなる
デメリット
費用が高くなる
ニチハのパミールの補修には、工期が短く費用も抑えられるカバー工法がおすすめです。
しかし、劣化症状がひどいとカバー工法では補修できません。
パミールの補修は信頼できる業者に依頼し、早めにメンテナンスするようにしましょう。
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