外装工事の専門用語をわかりやすく教えます(第二弾)

専門用語解説

外装リフォームの専門用語をわかりやすくお教えします。

縁切り

「縁切り)とは、やねを塗装する時に使われる用語で、この作業を怠ると、雨漏れの原因になります。屋根材の一枚一枚が重なっているわずかな隙間、この隙間は屋根材の裏側に入り込んだ雨水を排出する役目があります、塗装をすることでこの隙間を塞いでしまいます。すると水が排出されないばかりか塗膜の蓋を通して外側の水まで毛細管現象により吸い込んでしまいます。その為に塗装の際は塗膜でっ塞がれた蓋をカッターなどで切る作業が必要になります。これを「縁切り」と呼びます。最近は下塗り後に「タスぺーサー」という器具を差し込んで隙間を確保し、その後、中塗り・上塗りを行います。

シーリングとコーキング

サイディングのつなぎ目や窓まわりなどの材料同士の隙間を塞ぐペースト状の詰め物の事でをシーリングと言います。ではコーキングとは?と疑問に思う人もいると思います。結論から言いますと、どちらも同じです。建築関係ではどちらの呼び方も存在しています。シーリングは密閉するという意味で、コーキングは隙間を埋める・詰め物をするという意味です。

景観ガイドライン

地域の街並みの景観を守る為に独自の「景観ガイドライン」を定めている市町村が増えています。コンビニやファーストフード店などで、茶系統の目立たない色を使っているお店がありますが、これも地域のガイドラインに沿って外装を決めているからです。個人の住宅においても地域のガイドラインがあれば、それにしたがって色を選ぶことになります。周辺の街並みにないような色を検討している場合は、市町村で景観ガイドラインを定めていないか確認して、トラブルを未然に防ぐようにしましょう。景観ガイドラインでは、明度や彩度範囲を指定しているほか、樹林地の近接地では背景となる緑と対比の強い高明度色を避ける。水辺では閉鎖的な印象の低明度色を避けるなど細かく指定している地域もあります。

破風・鼻隠し

派風と鼻隠しは屋根の側面についている板です。両方をまとめて破風と呼ぶこともあります。鼻隠しは軒樋の支持金具を取り付ける横長の板の部分を指し、派風は軒樋を付けない屋根先端の三角の板を指します。どちらも下から吹き上げる風を分散して屋根の耐候性を向上させる重要な部材です。「鼻隠し」の呼び名は屋根材を支える垂木のキリ口を隠すことからきていると考えられます。また「破風」は読み通りで、風を破って屋根を守るという意味です。屋根は、上から吹く雨風には体力がありますが、下から巻き上げる雨風に煽られると弱い面がある為、派風板の役割は大きいといえます。

胴差

「胴差」とは、本来は軸組工法の建物に用いられる構造材の事で、2階の柱を支えて1階の柱につなげる横架材の事を指します。しかし外壁工事では1階と2階の間に取り付けられる化粧板の事も「胴差」と呼ぶことが多いので紛らわしいかもしれません。ちなみにこの化粧板は他にも「幕板」「化粧胴差」「モール」といろいろな呼び方があります。

サイディング壁ではサイディングの張方向によって違いがありますが、この化粧板の裏にもシーリングが打たれています。塗装の際にはこの板を外してシーリングを打ち換える必要があります。一般的にはいたが外せない事が多く、この場合は板同士のつなぎ目と板の上部のシーリングを打ち換えます。下端に打たないのは、万一水が侵入しても雨水が下に落ちる為です。

アスベスト廃材

アスベスト(石綿)が含まれている建材を廃棄する場合は、アスベストの廃棄の許可を受けている業者に廃棄依頼する必要があります。一般住宅の外壁材では2006年にアスベスト建材が使用禁止されるまで、アスベストが含まれているサイディング材が使用されていた可能性があります。実際にはそれ以前から確メーカーではアスベストを使用しない商品の開発を進めていたので、一概に建築年で線引きすることはできませんが、可能性があれば仕様書でサイディング材のメーカーとひんばんを特定するなどして調べる必要があります。アスベスト廃材は一般の産業廃棄物とは別に、アスベスト廃棄の費用が掛かることになります。

屋根下地

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■野地板増し張り

屋根材を支える木下地は「野地板」と呼ばれる合板で、防火・準防火地域では耐火性能に優れる「耐火野地板」が用いられます。

厚みは太陽光パネルを設置することを考慮に入れて、12ミリ・15ミリの板が多く用いられています。野地板の上に防水シートを敷いて屋根下地を作ります。「バラ板(杉の板)」を並べて屋根の下地としていた頃と比べると、雨モレの心配は格段に減少しています。しかし経年劣化や雨の侵入などでフカフカするようになると、雨漏れが発生しやすくなります。下地材の劣化が進むと、野地板の交換か重ね張りをする必要が出てきます。ちなみに野地板の耐用年数は30年です。

重ね葺き通気工法

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「重ね葺き通気工法」は既存の屋根の上に空気の通り道となる空気層を作るという工法です。空気層を作る為に垂木材や野地板、遮熱シートを設置するためコストが上がり屋根への荷重も増えますが屋根断熱の効果はさらに高くなります。

棟から換気できるようにかんきむんねを取付けます。防水シートも新規屋根材の下に敷かれるので防水の面でも安心です。

 

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